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2026年 年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。旧年中は北陸労働金庫をご愛顧いただき、心よりお礼を申し上げます。
「令和6年能登半島地震」の発生から2年が経過し、奥能登豪雨等、私たちの北陸は、自然災害の猛威に晒される状況が続いています。この間にお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
今後も被災された方々に寄り添い、災害においての住宅補修など、復旧をお手伝いするための特別融資として「災害救援ローン」の取り扱いを行っていくとともに、引き続き、被災された方々に少しでもお役に立てるよう、各営業店において相談受付をして取り組んでいきます。
わが国の経済は、緩やかな回復の動きが見られました。新たな総理のもと、物価高対策に注力した方針を示しておりますが、まだまだ不確実性も高いものと感じております。また、市場では、金利のある世界が到来し、預金獲得競争の激化や異業種による金融サービス参入、また投資ニーズの高まり等々、金融機関を取り巻く環境は変化しています。引き続き、市場動向や日銀による金融政策を注視していきながら、安定した事業運営に努めていきたいと考えています。
勤労者の生活においては、まだまだ物価の上昇に賃金が追い付いていない現状であり、弊庫では「生活応援運動」の取り組みを展開し、勤労者の方々の暮らしを守る取り組みを強化していく所存であります。
また、弊庫では本年創立25周年を迎えます。働く仲間の「生活総合福祉金融機関」の使命・役割を一層果たしていくために、「個別相談会」を通して返済金の見直しを行うなど、働く人々の生活設計、資産形成、可処分所得の向上にむけた「生活応援運動」を展開しています。
引き続き、労働金庫の存在価値を十分に発揮し、働く人々の生活支援に向けた取り組みを進めてまいります。
皆さまのご健勝とご発展をお祈り申し上げますとともに、本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
理事長 西田 満明