北陸労働金庫 金融機関コード:2970

文字サイズ

インターネットバンキング

ろうきんダイレクト

〈北陸ろうきん〉の『お客様本位の業務運営に関する取り組み方針』

 〈ろうきん〉は、勤労者が互いを助け合うために作られた非営利の協同組織金融機関であり、日本で唯一の勤労者のための福祉金融機関です。1950年に最初の〈ろうきん〉が設立されて以来、一貫して、金融商品・サービスの提供を通じた、勤労者の経済的地位の向上に努めてきました。

 〈ろうきん〉は、根拠法である『労働金庫法』において、「非営利」「直接奉仕」「会員平等」という、事業運営についての原則が定められています。全国の〈ろうきん〉は、これら原則に基づき、これまでもお客様本位の事業運営を実践してきました。〈ろうきん〉にとって、お客様である勤労者一人ひとりの生涯にわたり、お客様の立場に立った、良質な商品・サービスを提供していくのは本来的な役割であり、存在意義であるといえます。

 〈北陸ろうきん〉は、今般、『お客様本位の事業運営に関する取り組み方針』を策定・公表するにあたり、これまで取り組んできた勤労者本位の事業運営の精神・活動をふまえ、変化する時代の要請に応えるべく、更なる取り組みを進めていきます。「ろうきんの理念」のもと、以下の取り組み方針に基づく活動を実践し、勤労者のくらしを守り、より豊かにする運動を展開していきます。

[ろうきんの理念]

ろうきんは、働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関です。
ろうきんは、会員が行う経済・福祉・環境および文化にかかわる活動を促進し、人々が喜びをもって共生できる社会の実現に寄与することを目的とします。
ろうきんは、働く人の団体、広く市民の参加による団体を会員とし、そのネットワークによって成り立っています。
会員は、平等の立場でろうきんの運営に参画し、運動と事業の発展に努めます。
ろうきんは、誠実・公正および公開を旨とし、健全経営に徹して会員の信頼に応えます。

(1997年5月16日 全国労働金庫協会理事会)

  1. 『お客様本位の業務運営に関する取り組み方針』の策定・公表

    • 〈北陸ろうきん〉(以下、当金庫)はお客様本位の業務運営の強化に向けて、金融庁が2017年3月に公表し、2021年1月に改定した「顧客本位の業務運営に関する原則」をすべて採択し、「お客様本位の業務運営に関する取り組み方針」(以下、本方針)を策定します。
    • 本方針および本方針に係る取り組み状況は、ディスクロージャー誌、ホームページに掲載し公表します。
    • 本方針に掲げる取り組み状況は、定期的に見直し、必要に応じて本方針を改定します。

    (注)当金庫は、本方針に関する取組状況を確認するための成果指標(KPI)として、投資信託ラインアップやファイナンシャル・プランナー(FP)等の資格取得状況、お客様への情報提供の状況等を定期的にホームページに掲載し、公表します。

  2. お客様の生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた取り組み

    ※金融庁: 原則2「顧客の最善の利益の追求」に対応

    • 当金庫は、「ろうきんの理念」のもと、全ての事業活動において、法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範を尊重するとともに、お客様の生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた、誠実、丁寧かつ公正な業務運営を行います。
    • お客様が最善の利益を得られるよう、お客様一人ひとりのライフプランとニーズを踏まえた最適なアドバイスと、質の高い金融サービスを提供する取り組みを行います。

    【成果指標(KPI)等】

    • お客様の立場に立ったサービス提供の取組状況
  3. 利益相反を適切に管理する取り組み

    ※金融庁: 原則3「利益相反の適切な管理」に対応

    • 当金庫は、お客様の利益が不当に害されることがないよう、利益相反のおそれがある取引を特定し管理するための「利益相反管理方針」を定めています。当該方針に基づき、利益相反について統括する部署を設置し一元的に対応する体制を整備するなど、お客様の保護と正当な利益確保に努めるために適切な管理を行います。
    • 投資信託等の一定のリスクを伴う商品の販売にあたっては、お客様にとって最善の利益となる観点を重視した対応を行っています。ろうきん業態の投資信託の販売商品をラインアップするにあたっては、業態の中央機関である労金連合会において、販売する商品の基本的な利益(リターン)、損失その他のリスク、取引条件、選定理由、手数料水準等が適切なものであることを確認しています。そのうえで当金庫において、販売する商品を、お客様の最善利益追求の観点で選定しています。

    【成果指標(KPI)等】

    • <北陸ろうきん>の投資信託ラインアップの状況
    • 利益相反管理方針(ホームページ掲載)
    • 投資信託ラインアップ(ホームページ掲載)
  4. 手数料等に係る情報提供の取り組み

    ※金融庁: 原則4「手数料等の明確化」に対応

    • 当金庫は、お客様にご負担いただく手数料等について、商品・サービスごとにわかりやすい表示を行います。
    • 投資信託に係る手数料については、ホームページにファンド一覧を掲載し、簡単に比較できるよう一覧表にするなど、お客様にわかりやすい開示を行います。

    【成果指標(KPI)等】

    • ファンド情報(ホームページ掲載)
  5. お客様の立場に立ったわかりやすい情報提供の取り組み

    ※金融庁: 原則5「重要な情報の分かりやすい提供」に対応

    • 当金庫は、お客様の金融商品の取引経験や金融知識を把握のうえ、販売・推奨等を行う金融商品・サービスについて、お客様へ重要な情報が理解できるよう記載した「重要情報シート」等の資料を用いて、その複雑さやリスクに見合った、わかりやすく丁寧な情報提供を行います。
    • ろうきん業態として、確定拠出年金(DC)について、企業型DC加入者向けの「ろうきんの企業年金に係る役割発揮宣言」サイトや、個人型DCについての「ろうきんiDeCo」スペシャルサイトにおいて、投資の考え方や商品の選択、金融商品のリスクとリターンについてなど詳しく説明しています。
    • 当金庫が取り扱う投資信託において、パッケージ商品に該当するファンドオブファンズ(注)形式の商品があります。当商品については個別のファンドごとの購入には対応しておりません。ホームページ等のファンド情報、フリーダイヤル、店頭窓口等で当該商品のメリット、リスク、手数料等についてご案内しています。

    (注)ファンドオブファンズとは、「投資信託に投資する投資信託」で、複数の投資信託(ファンド)を適切に組み合わせて、一つの投資信託(ファンド)にまとめたものをいいます。

    【成果指標(KPI)等】

    • お客様の立場に立ったサービス提供の取組状況
    • お客様へ分かりやすい情報提供の取組状況
    • ファンド情報(ホームページ掲載)
  6. お客様一人ひとりに合った最適なサービス提供の取り組み

    ※金融庁: 原則6「顧客にふさわしいサービスの提供」に対応

    • 当金庫は、お客様一人ひとりの健全な生活設計の支援に向け、中長期的な視点での資産形成に向けたアドバイスや、子育てや教育、マイホームなどライフステージにおけるあらゆる資金ニーズに良質な商品で応えていきます。また、多様化するお客様の金融ニーズに的確に応えるべく、既存商品・サービスの見直しや、商品開発を行います。
    • 当金庫は、お客様一人ひとりの資産状況や、金融商品の取引経験、商品知識や取引目的、ニーズ等を把握のうえ、お客様に最適な商品・サービスを提供します。また、投資信託の販売にあたっては、お客様の投資目的、投資経験、資産状況等を確認させていただいたうえで、類似の商品がある場合にはその商品との比較も含め、お客様一人ひとりに合った、的確な説明・提案を誠実に行います。
    • 当金庫は、金融商品の販売後において、お客様の意向に基づき、長期的な視点にも配慮した適切なフォローアップを行います。
    • 当金庫は、お客様への適正な金融商品の勧誘を行うための「金融商品に関する勧誘方針」、共済・保険商品の適正な募集をするための「共済募集方針」「保険募集方針」等を定めています。これらの方針は、ディスクロージャー誌、ホームページに掲載し、公表しています。

    【成果指標(KPI)等】

    • お客様の立場に立ったサービス提供の取組状況
    • 職員のお客様本位の意識定着と実践に向けた取組状況
    • お客様へ分かりやすい情報提供の取組状況
    • 「金融商品に関する勧誘方針」(ホームページ掲載)
    • 「共済募集方針」(ホームページ掲載)
    • 「保険募集方針」(ホームページ掲載)
    • 投資信託ラインアップ(ホームページ掲載)
    • ファンド情報(ホームページ掲載)
  7. 「ろうきんの理念」の職員への定着と実践に向けた取り組み

    ※金融庁: 原則7「従業員に対する適切な動機づけの枠組み等」に対応

    • 〈ろうきん〉は、「ろうきんの理念」を掲げ、常にお客様である勤労者の生活向上への貢献を第一に考えた運営を行っています。その職員への定着と実践に向け、業態の中央機関である全国労働金庫協会において、職員研修「理念研修」を開催し、全国のろうきん職員が参加しているほか、当金庫においても、〈ろうきん〉ならではの存在意義と役割発揮に係る研修等を能力開発体系の中で実施しています。
    • 当金庫は、本方針の内容について職員に周知するとともに業務を支援・検証するための体制を整備しています。

    【成果指標(KPI)等】

    • 職員のお客様本位の意識定着と実践に向けた取組状況

以上
2017年11月1日制定
2022年4月1日改定

お客様本位の業務運営に関する取り組み方針に基づく取り組み状況及び成果指標(KPI)について

 <北陸ろうきん>は、「お客様本位の業務運営に関する取り組み方針」を掲げ、お客様の利益を守り、お客様の生活を生涯にわたりサポートすることを目的に、取り組みを実践しています。多様化するニーズに対して、様々な商品ラインアップをご用意し、お客様一人ひとりに合った商品提案行っています。

<北陸ろうきん>の「お客様本位の業務運営に関する取り組み方針」に係る成果指標(KPI)の公表

金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表

北陸労働金庫 金融機関コード:2970