新着情報
2025年度 年頭のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。旧年中は北陸労働金庫をご愛顧いただき、心よりお礼を申し上げます。
昨年1月1日、石川県能登地方を震源とする「令和6年能登半島地震」が発生し、300名を超える犠牲者、12万棟を超える住宅被害、広範囲・長期間に及ぶライフラインの被害など、様々な被害をもたらしました。そして、9月21日からの低気圧と前線による大雨により、奥能登を中心に多大なる被害が起き、大変多くの方々が被災されました。お亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
当庫としましては、今回の災害において住宅補修など早期の復旧をお手伝いするため特別融資として「災害救援ローン」の取り扱いを行っています。また、当庫ローン利用者への支援策として「延滞金の返戻」、「返済猶予」の対応も実施しております。引き続き、被災された方々に少しでもお役に立てるよう、各営業店において相談受付をして取り組んでいます。
さて、昨年9月からは、金利上昇の動きが出ており、この北陸地区の各金融機関においても預金・融資の金利を引き上げ始めています。当庫においては、普通預金の金利については、据え置きとさせていただいておりますが、定期預金・財形・エース等の金利を引き上げました。また、当庫の主要商品である住宅ローンの固定選択型のすべての商品において、金利を据え置くこととしました。さらに、自動車ローン・教育ローンは、現状の金利を維持し、引き続き組合員への「可処分所得向上」に向けた運動を強化し展開しております。
このような状況下、当庫は会員・推進機構と協働で「生活応援運動」の取り組みを強化し、組合員の生活改善と向上を目指した取り組みを展開していくことが労金の「役割」であると考えております。本年もお客様の声を大切にしながら「生活応援運動」を展開するとともに、ご要望に沿った融資のご提案や資産形成・資産運用のご相談に対応させていただきますので、引き続き、当庫をご利用くださいますよう心よりお願い申し上げます。本年も皆様が健康で心豊かにお過ごしになられますよう、心よりお祈り申し上げます。
理事長 辻󠄀 政光